ワンボイスNEO4期生~BELT6.5レッスン後記~

belt6 ワンボイスneo Jul 27, 2025

 

みなさん、こんにちは!
NEOトレーナーのNanamiです。

世界基準の発声をマスターするワンボイスNEO4期生の皆さんは、7月からいよいよMIXのエリアに突入して2回目のレッスンを終えました。

7月に習得していくのは、完全にMIXに移行する前段階に現れるBELTY MIXという声です。ベルティングボイスとミックスボイスの架け橋となる重要なフェーズです。

 

▶︎テーマ
RELEASE=解放

▶︎感情と態度
18歳

▶︎RESONATION BELT(方向性)
斜め後ろ・上アゴ発声法

 

最新のワンボイスNEO4期生について今回もお伝えしていきます。

 

・ワンボイスNEOって?

・メンバーにはどんな人がいるの?

・実際のレッスンの様子は?



どんな内容なのか、
気になる最新情報をお届けしますね。

 

BELT6.5で登場するスケール


BELT6の課題を補足的に細かく解説していく「BELT6.5」で登場する新しいスケールはこちらです。

・COWサイレンエクササイズ

・NAI

新しいスケールは2つだけですが、これまで学んできたBELT・5コンパクトベルトを軽くしていったり、NAIエクササイズでは喉を今まで以上に大きく開けてオペラ歌手のような声にしていくので、かなり難易度が高くなっています。

 

 

「3歳・18歳・オペラ歌手」が繋がらない人へ


BELT5・コンパクトベルトの声を元に喉を最大限開けていくのがBELT6ですが、この考え方を

「3歳から18歳になる」

「オペラ歌手がベルトしたら?」

とChico先生は表現しています。

これまでレッスンを担当してきてBELT6.5で必ず皆さんが混乱している様子がありました。

「18歳とオペラって全然違うけど、どう繋がるんですか?」
「18歳とオペラ、どっちがBELTY MIXの声ですか?」

など、喉も体も思考もBELT6.5で繋がらない方が続出します。

そこで今回特別にChico先生から解説動画がUPされました!

 地声を基盤としたまま喉を上下に思い切り開けていくのがBELTY MIXですが、コンパクトベルトの声のままではここへ到達することができません。喉をオペラ歌手のように大きく開けていく前段階として「18歳」があります。

コンパクトベルト→18歳で軽く声を出す→そこから喉を開ける

という順番で喉を大きく開けていけるようになっていきます。

コンパクトベルトのまま喉を開けようとすると地声が強すぎて丸い響きにはなりませんよね。でもテンションが落ちたら喉が下に開いた重い地声になって歌いにくくなる。

そこで「18歳」です。

18歳のテンションの高さと若干の落ち着きを保った状態で喉を思い切り開けていくとリッチで優雅な声の響きになる。

Chico先生の今回の解説動画で「ようやく理解できた!」「18歳とオペラが繋がった!」と喜んでいる生徒さんが沢山いました。BELT5からBELT6にかけて、これだけ喉のことを緻密に計算されて構築されているメソッドに感動した方も多いと思います!私も今回の解説動画を見て18歳の大切さがより深く理解できましたし、Chico先生が作ったメソッドの凄さをまた改めて感じました。4期生の皆さんはこの解説動画が見られてとてもラッキーでしたね!

 

BELTY MIXで軽くなり過ぎてしまう時はどうしたらいいのか?


先日Chico先生とのNEOトレーナーミーティングでとても為になるお話を伺ったのでここでシェアしますね。

BELT6ではBELTY MIXにしようと思うと裏声感が強くなってしまったり、普通のMIXボイスになってしまう生徒さんが多いと思います。

あとは絶対音感を持っている方なんかも、声が軽くなりがちだそうです。その感覚をChico先生は

MIXは紙ヒコーキで、BELTはジェット飛行機なんだよね。重さが全然違う。だから声が軽くなりがちな人や音程を細かく言われてきた人は、音を頭で考えて上から取ろうとしてるから下からヌメっと(レッスンでChico先生がよく使う表現)を入れるとジェット飛行機の方にいけるんだよ。」

と仰っていました。私はこの比喩表現を聞いた時に「まさしく!」ともう本当に驚きました。このようにChico先生は普段のお話の中にもベルトを習得する上で目から鱗のような言葉やヒントが信じられないくらい沢山出てきます。


絶対音感の人は頭で音を取ってるから機械的になりやすくなる。でも感情やイメージなど体を使って音を取ると感情の乗った声になる。

REBELTING ACADEMYでは“歌う”のではなく「語る」「喋る」ということを学んでいきますが、その理由は
「語りの抜け感があると温かみのある歌になるから」
ということも今回のNEOトレーナーミーティングで新たな発見でした。

ぜひ皆さんも意識してみてくださいね。

 

生徒さんのレッスンの様子をお届け!


BELT6に入って喉の力みが無くなった。本番もすごい楽に歌えるようになった!|Aさん(女性ミュージカル)

・CBで3歳をやろうとすると前に来ちゃう
・NAIはあるところまで行くと真上に響いてるような、完全な裏声の感覚になっていて大丈夫かな?

 という課題を感じているAさん。

「BELT6に入って喉の力みが無くなった。本番もすごい楽に歌えるようになった!」と喜んでいますが、
聞こえ方としてあんまりBELTとの違いがなく、Chico先生みたいなもっと丸い響きとは違うような…
その加減が難しいとのこと。
コンパクトベルト
でも、D♯あたりからトップが地声のグリップが抜けていたので、鳩尾をキュッと持ち上げる動きを徹底したらグリップを保てるようになって、「あーこの動きですね!」と感覚を掴めていたようです。 

 声がビリつく時に、お腹を下に張っていたそうですが、喉も下に下がってしまうから余計上手くいかないと、本番やっている時に気付いたことがあるそうです。

でも(逆の方向の動きで)鳩尾を持ち上げて良いんだ、とコンパクトベルトを復習して今回腑に落ちた様子でした。

 NAIスケールでは、今までは響きの方向を頭のてっぺんのほうに持っていってたみたいですが、そのイメージの書き換えもうまくいって、ベルティミックスの良い響きのポイントが体感的にわかったようです。

「声がハマると、筒が生まれる感覚になる!」

「かなり体張らないとですね〜」と、今までにない体感を掴んでいましたね!

 

 

この違いは本当にめっちゃ”微”ですね!おもしろい!!|Aさん(女性ミュージカル)

・CBで声がバリッとなった時にどうしたらいいんだろう?という疑問
・NO(BELT6スケール)でのロングトーン課題投稿の時くらいの「あ」っぽいのがいいのか、もっとオペラっぽくした方がいいのか、、の加減について悩んでいるというAさん。

18歳でスケール練習をしていくと、軽くなりすぎたりと、微調整が難しかったようです。お腹で支えないと抜けすぎる傾向にありましたが、Aさんも「この違いは本当にめっちゃ”微”ですね!おもしろい!」と細かい加減に燃えていました!

NOやNAIスケールでも、パイプが細く重心が上に行き過ぎないように調整していくと「めっちゃ下ですね…」とヘトヘトの様子でしたが、新しい感覚が見つかって嬉しそうでした!

 

Chico先生のCATSが凄すぎる!真似したら近づけました!|Kさん(男性ミュージカル)

 先日Chico先生がInstagramでミュージカルCATSの曲を歌唱した動画がUPされたのですが、皆さんはもう見ましたか?
まだの方はこちらからチェックしてみてくださいね→https://www.instagram.com/rebeltingacademy?igsh=MXJzaGl5anFrNTdkMQ==

生徒さんから大好評で、Kさんも「あの大ホールで歌っている感じがすごい!声の鳴りもだけど、なによりも、音楽にとけこんでます。どれをみても、どの歌も、まさに「音楽」。あの感じで近づけるように真似して歌ってみると、オペラ歌手がベルトしたら、に近づけたような気がします!」という感想を語ってくれました。

「 舞台や稽古で体が使えてないと、声も重くて、呼吸入らないよって感じです。仕事をしてると、こう言うことって基本で多いと思うので、わりきってやっていきます。でも疲れててもここまで声が出せるのはすごい自信になってます。」と嬉しい報告をしてくれました。

18歳のスケール練習では悩んでいる様子でしたが、Chico先生がシェアしてくれた解説動画で、やっと感情の認識が追いついてきた!

今はまだ歌詞になるとポジションが前になる→アカデミーにあるサイレンエクササイズでやってもらうと、音が飛躍するところも、あ!うまくいきました!滑り台のように後ろにいきました。アカデミーで言っていた、無限の後ろの空間ってこれか!と初めてわかった、と喜んでいました。

 「ミックスのエリアにいったら、もっと優しく出したい。歌詞の内容を喋ることをやっていきたい。」というKさんのやりたいことが、これからMIX1で存分にできることを、すごく楽しみにしている様子でした!

 

まとめ


いよいよNEOコースも終盤で、実は一番難しいフェーズであるMIX1に皆さん近づいています。なのでBELT6.5は混乱することもあると思いますが、繊細に表現を追求していきましょう。来月からは今以上に感情とテンションが大切になります。今一度気を引き締めて、心と体の準備をしておいてくださいね!

 

今後もワンボイスNEOコース4期生の様々な情報を定期的にご紹介していきますので、ぜひ楽しみにしていてください。

 

BELTY MIXを使ったChico先生の歌唱動画
”NEVER ENOUGH’
https://youtu.be/9nocQ4cmoxs

 

ワンボイスNEOコースについて気になっている方は、下のボタンから登録して無料動画講座を受け取ってくださいね。
https://www.rebeltingacademy.com/3steps

さらに詳しく、ワンボイスNEOのメンバーが成果を出す秘訣が公開されています。

Chico先生のMVはこちら
 https://youtu.be/jwri7HOfISg?si=ONQy9aFzHmPRuSGa

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https://www.rebeltingacademy.com/offers/KQzR8ckK/checkout

 

 

この記事を書いた人

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NEOトレーナーNanami


「歌を楽しめる場所」をモットーに
東京対面・オンラインレッスン、
NEO・マスターコースを担当しています。

趣味はキックボクシング
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