ワンボイスNEO4期生~MIX1課題曲レッスン後記1~
Sep 14, 2025
みなさん、こんにちは!
NEOトレーナーのNanamiです。
世界基準の発声をマスターするワンボイスNEO4期生の皆さんは、9月からいよいよMIX1課題曲のフェーズに突入しました。
「ワンボイス課題曲と天才達の攻略」というフェーズです。
天才達を攻略していきます!
ONE VOICE MASTER COURSEのMIXのフェーズでは課題曲を使って発声をトレーニングしていきますが、
NEOコースの最後のフェーズであるMIX1よりアカデミー側で設定した「課題曲」があります。
MIX1の課題曲は、
part of your world(女性)
A whole new world(男性)
となっています。英語でも日本語でも好きな歌詞でOKです。
課題曲を使うことには2つの大きな意味があります。
1・発声テクニックを習得すること
2・天才歌手と同じだと思える自信をつけること
「世界の有名歌手と自分は同じだ」
この最強のマインドを手に入れましょう。
この目的は自分の中にある天才歌手への憧れ、制限を超えること
私も彼ら彼女達と同じ歌い方ができるという自信を養うこと。
対峙する敵は自分の中の制限!
ちなみに、NEOコース上級編であるONE VOICE MASTER COURSEで練習していく内容はこちらです。
▶︎MIX1/Crystal Mix・ブロードウェイ越え
世界の一流歌手が集まるブロードウェイの秘密、クリスタルミックスを習得します
▶︎MIX2/ Nasal Tone・ひばり越え
日本が誇る昭和の天才歌姫、美空ひばりさんと同じ歌唱を習得します
▶︎MIX3/ Mix Tone・洋楽アーティスト越え
有名な世界的歌手の息混じりでセクシーな歌声の秘密を手に入れます
▶︎MIX4/鼻蓋ボイス・宇多田越え
日本人離れした歌唱力で世間を揺るがした平成の歌姫、宇多田ヒカルさんの発声を攻略
男性も憧れの歌手と同じ発声を身につけ攻略します
2時間コンサートで歌い続けても枯れない発声を習得します
▶︎MIX5/Heady Mix・マライア越え
最も難しい曲・Emotionsを世界の歌姫と同じ響きで歌う秘密を手に入れます
男性はBruno MarsのVersace on the Floor.
・ワンボイスNEOって?
・メンバーにはどんな人がいるの?
・実際のレッスンの様子は?
どんな内容なのか、
気になる最新情報をお届けしますね。

MIX1課題曲解説動画
MIX1の課題曲
part of your world(女性)
A whole new world(男性)
この曲を歌うために、まずは「歌い方解説」という動画があります。
「ここのフレーズはこんな感じで歌うんだよ」
というChico先生のとても細かい指導を受けることができます。
その中の一つには、「話すことの大切さ」についてアカデミーで書かれています。(以下参照)
▶︎セリフから歌へ繋がる世界基準の発声力
アメリカから歌唱指導が入るとき、日本人歌手に一番言われることが、「歌うな!もっと話して!」ということ。ミュージカルや芝居において、声楽から発声を作り上げる習慣がある私たち日本人は、全ての楽曲をオペラのように美しく歌い上げてしまう癖があります。これでは、人間味溢れるキャラクターを演じることができません。ここが外国人プロデューサーが日本に歌唱指導に来た時に、「もっと話して!」と繰り返す理由です。
裏声ではなく、ため息の話し声や、地声の延長にあるミックスボイスを使うことで、人間味を失うことなく、感情豊かにストーリーを語ることができます。
ミュージカルや役者を目指す方は、クリスタルミックスの習得は必須です。
セリフと歌唱の垣根を取り除いて、自由で安心感のあるプロの歌声を磨きましょう。

MIX1課題曲 顔芸!
課題曲をどんな風に歌っていけば良いのか、解説で学習したら次は「顔芸」というコンテンツが待っています。
Chico先生が1フレーズ毎に区切って歌を歌う(というよりもただ喋る)のをマネしていきます。すると不思議なことに、ただ喋っているだけだったのに気が付くと歌が出来上がっているのです。
これが顔芸の本当に凄いところです。
私はNEOコースの中でこのアカデミー動画とこの時のレッスンが一番の衝撃でした。「歌ってこんなに楽しくていいんだ!」と今までの認識がひっくり返りました。何も考えなくても喉位置は勝手に上がり、高音はテンション高い時の自分の話し声に変わっていました。きっと4期生の皆さんも顔芸でこれまでの自分の歌はなんだったんだ、と思う方が出てくるかもしれません。
歌いたい歌が思うように歌えない時、「この歌詞をもし自分が誰かに話していたとしたら?」とイメージして話してみるだけでも、次に歌った時の変化を感じられるでしょう。
MIX1の声は最初から完璧にできない
男性の課題曲であるA whole new world。
なんといっても魔法の絨毯に乗っていないといけないので、歌っている間ずっとうきわの法則を意識することが大切です。
しかしBELTERSの特性としてベルトか裏声かどちらかしかなく、中途半端な声が一番苦手です。ミックス系の方は真ん中の声に行きやすいですが、ベルト系の方は段々と喉を柔らかくすることで、真ん中の声が手に入る。ということを最初に認識しておきましょう。コツコツが大切です。
これは先日Chico先生がMTGで仰っていたことなのですが、つい力が入ってしまうベルト系の方!そんな時は半目(大仏様みたいに)にしてやってみると脱力して真ん中の声が出やすくなります。レッスンで早速効果があった生徒さんも多かったようなので、ぜひまだの方はお試しあれ!
「歌の世界観に目から入る。」
「サビで普段笑っている時と同じように声を出す。」この感覚も非常に大切です。
「笑いながら話す」 そんな感覚。
パラダイムシフト=認識を変える
それを学べるのがMIX1課題曲歌唱です。
恒例!ボンジョビ顔芸と新たに加わった「素トーク」課題
MIX1の課題曲を攻略する為にはテンションを上げてなりきることが大切になります。その前段階として、火曜日の動画投稿では次の課題が用意されています。
・素トーク(30秒)
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ボンジョビの有名なあの曲に乗せて要は「口パク」でボンジョビになりきって表現していきます。生徒の皆さんはそれはそれは渾身のボンジョビを披露してくれて、毎回Chico先生大爆笑です!
【衣装からボンジョビになりきって皆を楽しませてくれたYさん!】

今回は、この課題に加えて「素トーク」という課題が追加されました。
これからの時代を生きていくアーティストとして「素で話す」ということがとても重要だ、とChico先生は仰います。
この課題について生徒の皆さんのコメントを見てみると「素で話そうと思うのに”こう思われたい”という邪念が入ったりいろいろ考えてしまって取り繕った自分になってしまう癖が無意識についていたことが分かった」という感想が多かったように思います。
そうですよね、自分が話している動画を撮影するとなったら「良い人に見られたい」って心の奥で思ってしまいますよね。でもきっと見ている人は何も取り繕っていない素の人間を見れる方が安心できて好感を持ちやすいのかもしれませんね。あまり綺麗に話す人を見ると「自分はこんな立派に話せないや」と思ってしまうことが私もあります。
Chico先生もREBELTING ACADEMYを立ち上げた頃は所謂「トレーナー」っぽく畏まって丁寧に動画を撮影していたそうですが、ある日「もうやーめた!もうテキトーでいいや!」と振り切った結果、今のようなスタイルが立ち上がったそうです。
私は昔のChico先生の「優しいお姉さん感」も好きでしたが、今の方がSNS等で爆発的に人気ですもんね!
生徒の皆さんも、飾らずちゃんとやらず、いつもの素の自分で話すことを今のうちから身に付けておきましょう!
生徒さんのレッスンの様子をお届け!
真ん中の声を掴んだ時は「・・あれ?・・不思議な感覚・・!」|Cさん(趣味)
「頑張ることがいいことだという認識が抜けずに裏声に入ってしまうのが怖い。」というCさん。
顔芸ではなかなかテンションが上がらない方に対して「ぶりっこして声を出す」ということをやっていきますが、「ぶりっ子がつらい・・・」と抵抗がある様子でした。ベルトをしたい方はかっこいいものが好きな方が多いので、ぶりっ子と言われると抵抗感を示す方はとても多いんです。
しかしCさんに足りない感情は、ぶりっ子や、頼ることなので、自分の中に見つけて出していきましょう!と肩をあげたりテンション上げたりして、楽しく声を出すことを意識していきました。
課題曲:柔らかい声を掴もうとしすぎて、真ん中の声がみつからず、裏声になるか裏声MIXになってしまうので、柔らかくして裏声になるんじゃなくて、地声をまず掴む方を選んでください!と、練習していきます。そうすると次第に柔らかい声にアクセスできるようになってきてCさん。真ん中の声を掴んだ時は「・・あれ?・・不思議・・!!」とびっくりしていましたね。
最初は慣れずに混乱することも多いと思いますが、少しずつ新しい声に慣れていきましょう!
本当に大切なのはその人の人生そのもの。自分の人生を良くしようとすることが、歌を良くすることにつながる|Yさん(シンガー)
Chico先生が帰国されてレッスン見学に来てくれたので、大喜びのYさん。たくさん良いお話を聞くことができました。
歌手の仕事は声に感情を入れること、そして「目で歌うこと」。
Chico先生は目が違う!心が入っていないアリエルは深海の魚のような目をしていたが、心が入ると目がキラキラ輝いて全く違う。感情が動けば目が変わり、喉も変わる。目は魂の窓。
エモーショナルバッゲージやトラウマを抱えている人の声は重くなる。そういう人ほどベルトをやりたがる。自分をどうだ!すごいだろ!と主張したくなる。でも、許しができるようになると、本物のベルトが生まれる。
Yさんの気づきとして、「今まで固執してきたのは音の響きを良くするとか、音程を整えるとか、ここをこう歌いたいという表面的なことばかりだった。それをやるのはただの技術比べの歌で、本当に歌うということは全然違うんだ。」と感じたそう。
本当に大切なのはその人の人生そのもの。自分の人生をよくしようとすることが、歌をよくすることにつながる。
付け加えるのではなく「脱ぐ」ことが大事で、それを公式に許される場がREBELTING ACADEMYだと感じた。芸術に必要なことは、無防備であること。ありのまま、ただ佇むこと。Chico先生は顔の造形も美しくバランスが取れていて、身体のクリアさがその美しさを生んでいるのだと感じた。と、いろんなことを聞かせてくれたYさん。
MIX1の課題曲では、声を響かせることに価値を置きすぎているので、そのこだわりを捨てること。響きではなく心に描けば、それが歌になる。こういった気づきを一つずつ自分の中に落とし込んでいきましょう!
ここまでテンション上げるんですね…!!|Yさん(シンガー)
「テンションがなかなか上げられない。自分の課題動画見ていても幸薄いな…。って思ってしまう。」という悩みを打ち明けてくれたYさん。
テンションが上がらない方はぶりっ子を入れると良いですが、そもそもぶりっ子に対して苦手意識・拒絶感がある様子…
ぶりっ子のどこが苦手?→男に媚びてる→Yさんが男に媚びてるのはいつ?→お父さんに「◯◯買って〜」「寝坊したから車で送って〜」など。→実は自分も男に媚びている瞬間があることに気づきます。
これはディマティーニメソッドのお話で、Dr.ディマティーニのファシリテーターでもあるChico先生が日常でもよく使われているメソッドです。
「この人嫌だな」とか反対に「この人いいな」そう感じるのはその人の中に自分の片鱗を見ているから。ぶりっ子に嫌悪感があるYさんに対しても、「自分はいつそれをやってるかな?」と、自分の中に探しにいき、相手も自分も許せるようになります。
MIX1の課題曲では、プリンセスの女性らしさ・金粉が舞ったキラキラ感がなかなか出せないとのこと。最初はクールさが顔を出してしまいましたが、何回かやると少しずつ喉も気持ちも持ち上がってきます。But who cares〜は他人事「あーあ」で感覚掴めていました。特に I want “more”とかStreet”がとても良い声です。アカデミーの動画に合わせて顔芸を一緒にやって、どこまでテンションを上げるかを体感してサビを確認していくと、「ここまでテンション上げるんですね…!」とテンションの大切さを痛感している様子でした。
まとめ
BELTERS特有の悩みがレッスンで垣間見れる回だったなと思います。男性もですが女性も「かわいい」に抵抗感がある方は意外と多いですよね。いいんですよ、可愛くなって。可愛い自分も甘える自分も頼る自分もどんどん許してあげていきましょう!それがMIX1課題曲を攻略するキーポイントになります。
今後もワンボイスNEOコース4期生の様々な情報を定期的にご紹介していきますので、ぜひ楽しみにしていてください。
BELTY MIXを使ったChico先生の歌唱動画
”NEVER ENOUGH’
https://youtu.be/9nocQ4cmoxs
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https://www.rebeltingacademy.com/3steps
さらに詳しく、ワンボイスNEOのメンバーが成果を出す秘訣が公開されています。
Chico先生のMVはこちら
https://youtu.be/jwri7HOfISg?si=ONQy9aFzHmPRuSGa
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この記事を書いた人
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NEOトレーナーNanami

「歌を楽しめる場所」をモットーに
東京対面・オンラインレッスン、
NEO・マスターコースを担当しています。
趣味はキックボクシング
一緒にベルトしてスカッとしましょう!
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